私は、社会人になった22歳から79歳の今まで、＃郷土玩具　の素朴な魅力に惹かれて来ました。＃齋藤良輔 編の名著　「　＃郷土玩具辞典 」を道しるべに、全国の玩具を収集して、毎日毎日、大勢の人形たちと語り合い、とてもとても楽しい人生でした。 その私も来月で80歳、人生整理の断捨離の一環として、ファンの皆さんに、お譲りすることにいたしました。 大勢の人形たちの中から随時、「郷土玩具シリーズ」としてご紹介させていただきます。 シリーズ7は、長崎県古賀の「 ＃古賀の土人形 」です。京都の　＃伏見人形 、 仙台の ＃堤人形 と並ぶ日本の代表的な土人形といわれています。 16世紀にはじまる古い伝統をもっており、江戸時代も開港地らしい異国情緒に溢れた独創的な作品群を擁しています。 ご紹介の人形たちの①は、「 ＃和蘭陀（おらんだ）さん 」です。 高さ21センチ、横幅6.5センチ、奥行7センチの銘品で、伝統的な郷土玩具の中に会って、独特の異彩を放っています。購入して40年ほど経ちますので、経年に伴う小さな色剥げが3か所ほどあります。 ご紹介の人形たちの②は、「 ＃阿茶（あちゃ）さん 」です。あちゃさんとは、あちらの人という意味で、江戸時代、貿易船に乗って来港した中国の承認を刺した言葉です。 高さ15センチ、横幅5.5センチ、奥行6センチの長崎の香り十分の人形で、もう購入してから40年ほど経ちますが、経年による自然の汚れ以外の汚れや傷はありません。この①②の2対あわせて9500円でお譲りいたします。